【業務提携】セキュリティ人材不足の解消と市場活性化を実現する|株式会社セキュアオンライン様

(写真左から、株式会社セキュアオンライン代表の角田さん、当社代表の堀居)

この度、当社は、株式会社セキュアオンライン様(以下、セキュアオンライン)と業務提携を締結しました。本提携により、両社の強みを掛け合わせ、セキュリティ人材不足の解消と市場の活性化を目指してまいります。

今回の提携を機に、両社代表による対談を実施しました。両社はなぜ手を組むのか。背景にある課題意識や、これから描く未来像について意見を交わしました。

目次

営業力と人材基盤、互いの強みが重なり提携へ

ー 今回の提携に至った背景や課題意識についてお聞かせください。

角田さん
これまで「一緒に業務提携を」と具体的に声をかけられることはあまりなかったのですが、御社からお声掛けいただけたのはとてもありがたかったです。やってみないと分からない部分もありますし、何か一緒に取り組めることがあればぜひと考えました。

当社は少人数でメディア中心に活動してきましたが、営業の部分は弱いと感じていました。そこをAIセキュリティさんと組むことで、うまく広げていけるのではないかと期待しています。

堀居
ありがとうございます。実際にお声掛けした際もすぐに前向きにご検討いただき、そのスピード感や柔軟さに魅力を感じました。セキュアオンライン様のイベントに参加させていただいたときも、数多くの有識者やベンダーの方々が集まり、新しい縁を生む場となっていたのが印象的でした。

弊社としては1万名を超える人材データベースを持ち、そのうち約1000名がセキュリティ人材です。御社が展開される「セキュリティエージェント」との連携により、人材領域をさらに強化できると考えています。営業力やマーケティング力も掛け合わせて、相乗効果を出していきたいですね。

角田さん
ぜひぜひお願いします。

堀居
御社は登録制で、登録セキスぺの有資格者人材のみを集めている点も特徴ですよね。

角田さん
そうですね。2年前に始めた「セキュリティエージェント」には、資格を持つセキュリティ人材が登録していて、2025年7月末時点で270名になっています。

スピード感と柔軟さが協業の決め手に

ー 提携の決め手となった弊社の強みについて教えてください。

角田さん:
声をかけていただき、お話をさせていただいて気付いた点としましては、他のセキュリティベンダーさんは大企業や経験豊富な企業が多い印象ですが、AIセキュリティさんは若さとパワーが際立っていると感じました。これまでの実績も素晴らしいですが、そこからさらに広がる営業力、そしてスピード感ある動きに大きなエネルギーを感じたんです。そうした勢いと組むことが、当社にとっても大きな価値があると判断しました。

堀居:
ありがとうございます。エネルギーというのは、まさに私たちが大切にしている部分です。スタートアップとして今年で5期目になりますが、初心を忘れず、今後もエネルギッシュに進めていきたいと思っています。

営業面だけではなく、マーケティングや集客、メディアといった領域でも単独では限界があると感じています。だからこそ、御社と手を取り合い、一緒に広げていければと考えています。

「セキュリティエージェント」を軸に人材不足解消を目指す

ーこの提携によって、どのような成果を期待していますか。

角田さん:
まずは弊社に不足している営業力を補いながら、互いに成長していけるのではないかと期待しています。特に「セキュリティエージェント」というサービスについては、自分たちでは良いサービスだと自負しているものの、なかなか広く認知されていない現状があります。

セキュリティ人材は不足していると言われ続けている一方で、しっかりと資格を持つエンジニアの方の中には実際には仕事を求める人も多くいます。その両者をつなぐマッチングが十分に機能していない。ここを解消できれば、人材が活発に循環し、エンジニアの方々が「この分野で専門性を磨けば仕事につながる」と感じられるようになるはずです。そうした流れを作ることが、ひいては日本全体の人材不足解消にもつながると考えています。
現在経済産業省の「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会」などでも検討が進められている人材不足という課題を、当サイトを活用することでより早い解決ができるのではないかと思っております。

堀居:
まさにその点は提携の決め手にも重なる部分だと感じています。弊社としても「いかにセキュリティの裾野を広げるか」をミッションの一つに掲げており、大企業だけでなく、地方の中小企業や中堅企業にもセキュリティを届けたいと考えています。最前線に立つ人材が広げていくことでこそ、市場全体が強くなると思います。

角田さん:
まさにおっしゃる通りですね。

人材不足よりもリテラシー不足、企業が直面する次の壁

ー 今後の展開や中期的な方向性についてお聞かせください。

角田さん:
やはり人材不足はずっと言われ続けている課題ですが、それと合わせて一般社員の方々へのセキュリティ教育も重要と考えています。専門家が常に多数必要というよりも、例えば1社に1人の専門家がいれば十分な企業も多いかと思いますが、それ以上に大きな問題は、社員のリテラシー不足やヒューマンエラーです。教育体制をどう整えるかは、企業にとって重要な課題だと感じています。

堀居:
国も300名以上の組織に専任担当を置くよう求めていますが、実際には多くが兼任であり、セキュリティの幅広さを考えると一人で全てを担うのは難しい。私自身も業界に入って「誰しも得意・不得意がある」と強く感じました。だからこそ課題に応じて適切な解決策を案内できる体制を整えたいですし、その点で一緒に取り組めると嬉しく思います。「自分の会社は大丈夫だろう」という思い込みこそが危険ですよね。

角田さん:
本当にその通りだと思います。実際には被害を受けても気づいていない企業も多いのではないでしょうか。

堀居:
確かに、外圧が働く環境かどうかは大きな分かれ目です。上場企業であれば株主や投資家からの要請、あるいは行政ガイドラインによって動かざるを得ないことも多いですが、中小企業ではそうした圧力が働きにくい。だからこそ、セキュアオンライン様がマーケティングを通じて意識を広げていく役割は非常に大きいと思います。弊社としてもそこに協力させていただければと考えています。

提携を通じてセキュリティ人材不足を解消し安全安心な未来へ

ー 最後に、今回の連携で生み出したい社会的意義や価値についてお聞かせください。

角田さん:
やはり一番の課題は人材不足だと思います。セキュリティに携わる多くの方が口をそろえて言うほどですので、この問題を解決できるような施策に取り組んでいくことが、社会的にも意義があると考えています。

堀居:
ありがとうございます。弊社も社名を「AIセキュリティ社」に改め、「AI時代のセキュリティ対策できていますか?」という問いを社会に投げかけていきたいと考えています。AI導入の流れが加速する一方で、安全性への意識がまだ十分ではない企業も多く存在しています。だからこそ、御社とともに積極的に情報を発信し、課題を共有・抽出しながら、より安心できる仕組みを広げていければと思います。

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