カンファレンス

現場と経営を繋ぐ

AIガバナンス

潜在リスクを可視化し、両立する仕組みをつくる

Concept

AI利活用とリスク管理を
両立させるために

AIの活用が急速に広がる一方で、情報漏洩や誤情報といったリスクへの不安は、
経営層から現場部門に至るまで多くの企業に共通する課題となっています。

現場主導の取り組みと全社的な統制のバランスをどう描くか、
社内ガイドラインをいかに策定し運用するか、そして他社の先進事例や失敗から何を学ぶか。
いずれも明確な「正解」が存在せず、各社が試行錯誤を続けているのが実情です。

本イベントでは、こうした課題に向き合う
経営層・情報システム部門・セキュリティ担当者・DX推進リーダーの皆様に向けて、
現場と経営をつなぐガバナンス設計の型や、
実際の逸脱事例をもとにしたリスクシミュレーションの体験を提供します。

さらに、経営層・現場・セキュリティ部門の合意形成を実現するための方法論や、
先進企業のガイドライン・運用事例を共有し、
組織に即したAI活用のあり方を考える手がかりをご提供します。

開発背景

Background

推進文化の裏で進行する見えないリスク

AI活用を積極的に推進する企業ほど、現場での導入やトライアルが加速しやすい一方で、その裏側では「グレーな利用」が増えやすいという共通の構造があります。
ガイドラインが整う前に各部門が独自に生成AIを使ったり、利便性を優先して外部サービスを導入したりするケースも少なくありません。

こうした状況に対応しようと経営層や情報システム部門が統制の仕組みを整えても、形式的で実態に追いつけず、抜け道が常態化してしまうこともあります。
その結果、情報漏洩や誤情報といった重大なリスクが「見えないまま」進行してしまうのです。

推進文化を持つ企業ほど、統制の形骸化とリスクの不可視化が同時に進む――
この構造は多くの組織に共通する課題であり、だからこそ現場と経営をつなぐ実態に即したガバナンス設計が求められています。